カーボンニュートラルとは、二酸化炭素などの温室効果ガス排出量を、除去・吸収量と差し引いて、トータルでゼロにする取り組みです。目標を達成するためには、二酸化炭素の排出削減のみならず回収技術の開発・普及が必要とされます。
これらを受け、CCSの社会実装に向けた環境整備推進のために、CCS長期ロードマップを策定することが第6次エネルギー基本計画で経済産業省から打ち出されました。2050年時点で年間1.2-2.4億tの二酸化炭素貯留を見据え、2030年までに事業環境を整備することを目標に、6つの具体的アクションを随時実施していくことが明記されています。
このうち、CCS事業への政府支援については、2030年までの事業開始と事業の大規模化・圧倒的なコスト削減を目標としたモデルとなる先進性のあるCCSプロジェクトの9案件を「先進的CCS事業」と位置づけ、二酸化炭素の分離・回収から輸送、貯留までのバリューチェーン全体を一体的に支援していく方針が示されています。
またCCS事業法の整備に向けた検討に関しては、2024年5月に「二酸化炭素の貯留事業に関する法律案(CCS事業法案)」が制定され、事業者への二酸化炭素貯留事業等の許認可制度を創設するなど、CCSの事業環境整備が進められています。
今後も、具体的アクションを国主導で進め、事業環境が整備されていくことから、素材業界を含む産業界全体でも、二酸化炭素の排出削減と回収に取り組んでいく必要があります。
二酸化炭素を分離・回収する方法
大気中の二酸化炭素を除去・回収することを、「CDR(Carbon Dioxide Removal)」と呼びます。そして、CDRを実現するための技術を「ネガティブエミッション技術(NETs)」と呼び、下表に示すように、2種類に大別可能です。
2025第13回高機能素材 Week[大阪]
-Highly-Functional Material Week-
−会期:2025年5月14日(水)~16日(金)
−会場:インテックス大阪
−主催:RX Japan株式会社
−共催:(一社)日本ファインセラミックス協会
[高機能セラミックス展 CERAMIC JAPAN]
(一社)日本塗料工業会[塗料・塗装設備展]
第13回 高機能フィルム展[大阪]FILMTECH JAPAN
第13回 高機能プラスチック展[大阪]PLASTIC JAPAN
第12回 高機能 金属展[大阪]METAL JAPAN
第10回 高機能セラミックス展[大阪]CERAMIC JAPAN
第9回 接着・接合 EXPO[大阪]
第8回 塗料・塗装設備展[大阪]COATING JAPAN
第5回 サステナブル マテリアル展[大阪]SUSMA
第1回 素材工場の脱炭素化展[大阪]Green Process Japan
第5回 Photonix[大阪]-光・レーザー技術展-
第1回 リサイクルテック ジャパン[大阪]
西日本蕞大級!高機能素材・リサイクル技術・レーザー技術の総合展
高機能素材 Week[大阪]とは
リサイクルテック ジャパン[大阪]とは
Photonix[大阪]とは
展询-福贸展会大鹏zpexpo-专注日本展览会-
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- 健康美容機能性ウェアEXPO|国際サステナブル ファッションEXPO 2025-01-20
- 日本のファッション 輸出 EXPO生地の海外輸出を支援 2025-01-20
- ブランド&デザイナー EXPO百貨店、卸・商社など)が多数来場 2025-01-20